近頃のニュースで耳にする「デフコン」と言う言葉。
私自身、奇しくも以前に「これは使える！「○○の単位」事典 (PHP文庫)」という本を読んでいて目にしていたことがありました。
実際、現在はデフコンの数値はどうなっているのか 気になるところでもありますが、今回センシティブな部分には触れず、あくまでも「デフコン」という言葉の意味について解説します。
意味
「デフコン」とはつまり 「どれくらい本格的に戦争の準備をするか」の単位です。
数値が小さいほど危険と言う意味です。 １～５があり、１が危険度MAX、５が平常時。
「デフコン」とは「Defense Readiness Condition」の略です。 Googleで翻訳すると「防衛準備状況」という意味でした。
デフコン５…平時状態
デフコン４…準備体勢・アメリカおよび同盟国の紛争を予想して備えた態勢。
デフコン３…高度な準備体勢 軍用無線が機密コールサインに変更される。
デフコン２…準戦時体勢 核による爆撃機が離陸可能になる。
デフコン１…核攻撃を含む国家総力戦体勢 今まで発令されたことは無い。
デフコン１になったら世界は終わり、という認識でいいのでしょうか？
過去の出来事におけるデフコンの値
デフコン５…平時状態
デフコン４…準備体勢・東西冷戦時
デフコン３…高度な準備体勢・非対称戦争 9.11同時多発テロ時
デフコン２…準戦時体勢・キューバ危機時
デフコン１…国家総力戦体勢
デフコンにまつわる映画作品
「ホワイトハウス・ダウン」
ウソか本当かわからないけど戦争が起こるプロセスを目の当たりにできる映画。 アメリカの大統領の権限がよく分かります。
あらすじ的にはテロ攻撃に戦争に…。物騒なキーワードが並びますが作品はコミカルな部分もあったりアクション作品として重い気持ちにならずにライトに楽しめる作品。
この作品の中にも「デフコン」というワードが出てきたような。
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まとめ
- 「デフコン」は 「どれくらい本格的に戦争の準備をするか」のレベル。
- 数値が小さいほど危険
- １～５があり、１が危険度MAX、５が平常時。
- デフコン１になったことは未だない
参考文献：これは使える！「〇〇の単位」事典
